今回のblogのタイトル、読めますか???
『緑青』
皆様こんにちは!!
先日、比叡山延暦寺へ行きまして、その道中で美味しい蕎麦をいただきました、
設計スタッフの山根がお送りしますよヽ(・∀・)ノ ワチョーイ♪
その美味しい蕎麦が食べられるのは、「本家 鶴喜そば 本店」さんです。
比叡山延暦寺の門前町として栄えたこの地で300年の歴史がある蕎麦屋だそうです。
この写真でもその雰囲気が感じられますでしょうか?
そして、僕が注文したのが、こちら。
ざるそばと、かやく飯。
蕎麦屋で蕎麦をいただくときは、ざるそばにすることが多いです。
なぜかって、そばつゆを湯割りできるから。美味しいですよね。
好き嫌いがあるとは思いますが、僕、好きなんです。
蕎麦を湯がいた湯には、栄養がたっぷり含まれているらしいですよ。
さてさて、タイトルの『緑青』ですが、
『ろくしょう』読みます。
銅が「さび」たときに青くなりますが、あれが『緑青』です。
10円玉が青くなってることありますよね? あれが『緑青』です。
自由の女神って青いですよね? あれが『緑青』です。
『緑青』は銅の表面に被膜を張って、銅が腐食するのを保護する働きがあります。
「さび」ですが、悪いものではないです。
この『緑青』ですが、今回訪れた「本家 鶴喜そば 本店」さんにある庭でも拝見できました。
雨を受ける、樋(とい)です。(とゆ、と呼ぶ人もいますね。)
上の写真の3枚目(一番下)を見てください。
手前にぴかぴかの新しい銅の樋、そして奥には『緑青』の付いた趣のある樋があるのがわかりますか?
このぴかぴかが、こうなるんです。
時間をかけて、少しずつ自然に『緑青』に覆われていく。
この変化が美しいですよね。
好き嫌いがあるとは思いますが、僕、好きなんです。
変化を楽しめる素材は、住みながら、使いながら、愛着が湧いてくると思います。
比叡山延暦寺へお参りされる方、この蕎麦屋さんへ立ち寄った際はぜひ、
蕎麦と一緒にこのぴかぴかの樋の変化も楽しんできてください。
いいな、と思うものをを見ると写真に収める習慣がありますが、
以前撮って保存している写真を見てると、
ほら。
ほら。
ほら。
好き嫌いがあるとは思いますが、僕、好きなんです。