皆様こんにちは!!
最近はすっきりしない天気の日が多いですね。
今日も冴えない空模様でしたが、明日は晴れてくれるかなー???
今回のblogも、前回に引き続き 設計スタッフの山根がお送りしますよヽ(・∀・)ノ ワチョーイ♪
前回のblog「ダイニングテーブルつくっちゃいました!!」の話の続きを綴ります。
(前回のblogはこちら⇒http://www.garenest.com/blog/post-2892/)
前回は、スギの一枚板をお披露目したところまででしたね。
そのスギの一枚板(長さ250cm)をダイニングテーブルの天板にするため150cmにカットします。
そして、それからひたすらサンダー(紙やすりをかける機械のことです)で磨きます!!
この作業は費用を出せばもちろん材木屋さん側でやってくれますが、価格を抑えたいのと僕自身がやりたかったので材木屋さんのご厚意で場所と機材をお借りして自分でチャレンジっ!!d(>_< )Good!!
紙やすりには番手と呼ばれる番号がついてるのを知っていますか?
数字が大きくなるほど目が細かくなります。
数字が小さい(荒い紙やすり)ものから徐々に数字が大きい(細かい紙やすり)へと進んでいきます。
今回使ったのは4種類の紙やすり。
スタートは40番。それから、80番、120番、最後に240番で仕上げです。
↑これは40番の紙やすりをかけ始めたところ。
↑これがこうなって、
こうなりますっ!!d(>_< )Good!!
ざらざらの状態から、番手を変えるごとにすべすべになっていきます。
このあとは、耳そうじです。
耳というのは木の端っこの部分。
つまり、木の皮がついている部分ですね。
この耳は人によって好みが別れるので、切り落としてほしい、という人もいれば、耳を残したい、という人もいますね。
僕は耳付きのほうが好みですね。
一本の木からこの天板はできてるんだーーーってのが感じられるので。
この耳にブラシをかけたり固めのスポンジでこすったりしてきれいにそうじしてあげます。
そのあと、天板の角にも紙やすりをかけて、けがしないように少し角をなくします。
さ~~て、ここまでくると、天板で残るのは塗装だけ。
(もちろん、これもやってもらえますが、これまた自分でやりたかったので。)
ぬりぬりぬりぬり。
今回使った塗料は、ドイツのオスモ社の「オスモカラー#3101ノーマルクリアー(3分艶)」というものです。
自然の素材からできており、舐めても大丈夫!!だと聞くんですが、まだ舐めたことないんですよね(笑)
赤ちゃんがいるご家庭や、ワンちゃんねこちゃんがいるご家庭には安心できる塗料です。
オイルステイン塗装と呼ばれる板に染み込んでいくタイプで、表面に塗膜を作りません。
今回は採用しませんでしたが、ウレタン塗装という表面に塗膜を作る塗料では塗膜でコーティングされます。
そのため、汚れにくい、傷つきにくい、そしてテカっとした仕上がり、となります。
オイルステイン塗装はその逆に、汚れます、傷がつきます。コップの輪染みもできちゃいます。。。
でも、塗膜をつくらないので木は呼吸ができます。木、本来の肌ざわりが残ります。使っていくうちに味わい深い表情に変わります。
そして、塗装が剥げてくればまた上から塗装できます。
どちらが良いということはありませんが、僕の好みはオイルステインですね。
せっかくの一枚板なんで、汚れも傷も楽しんで使っていこうと思ってます。
だんだんと味のある雰囲気に成長してくれるはず!!
(成長なんて言いましたが、年輪を数えてみたところ、この木は80歳近く生きてきた大先輩なんですが・・・)
塗装が終わり、十分に乾かすと天板は完成っっ!!!d(>_< )Good!!
後日、天板が完成して家に届けてもらって、次は脚作り。
脚は鉄製にしたかったので、自分でデザインして鉄工所で作ってもらおうかと思ってたんですが、
脚のほうが天板より高くなっちゃいそうなので、今回は市販品で。
これは簡単にできました。部品を組み合わせて、ねじを締めるだけ。d(>_< )Good!!
その脚の上に、
磨いて塗装した一枚板の天板を載っけてーーーーーーー、
ついにーーーーー、完成っ!!!!!!!
d(>_< )Good!!
コノヤロー、いい感じじゃないか!大事にするぞー!!
こんな感じで我が家のダイニングテーブルは無事完成しました。
今回は自分用に作りましたが、家だけでなく家具も相談に乗りますので。
世界に一つだけしかない家に、世界に一つだけしかない家具、いいですよ。